ワインには様々な色があります。大きく分けて、赤と白とロゼ。
 その中にも浅い色や深い色、枯れた色や鮮やかな色と、色数は無限です。
 グラスに注がれたワインの色や艶、粘り具合、透明度などから、アルコール度数や糖度、熟成具合などを推し量ることは出来ます。
 確かに、重要な事かも知れません。
 しかし、それらを色で認識することが出来ても、舌で感じることが出来なければ、何の意味もない行為です。
 はすに構えて、色から何かを判断するよりも、そのワインの持つ彩りの美しさを、素直に評価してみてはいかがでしょうか。