2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

数あるワイン用グッズの中で、欲しいとは思われながらも、なかなか手を出して貰えないもの。 それがカラフェ(ワイン用デキャンタ)です。 ワインをボトルから移し替えるだけの容器なので、パニエを持っていれば特に必要ありませんし、高級な物となると値段…

ワインを取りまくグッズというと、何だか高級感が伴うような気になってしまいますが、そればかりでもありません。 地味な割に、意外と役立つワイン用アイテムもあったりします。 個人的に非常に便利なのではないかと思ったのは「ドロップストップ」 薄い円状…

ワインを取りまくアイテムの中で、地味ながら意外に役立つのがパニエ(ワインかご)です。 ワインのボトルを斜めに挿しておくだけの篭ですが、通常のまま注ぐよりも、ワインの澱をボトル底にとどめやすくしてくれます。 パニエにボトルを挿したまま、グラス…

何かに取り憑かれると、そのものだけでなく、それを取りまくアイテムも欲しくなってしまうのは人の常。 ワインもその典型例だと言っていいでしょう。 その中のひとつが、ソムリエ・ナイフ。ワインを抜栓する際に必要となるアイテムです。 基本的には、「ひと…

近年、インターネットの普及により、個人オークションの売買が目立つようになりました。 競売にかけられる商品の中には、もちろんのこと、ワインもあります。 中には、驚くような安値で出品されるワインもあり、掘り出し物が見つかることも。 しかし、その落…

ワインは種類も多く、品質管理が難しいお酒ですから、飲んでいれば必ず「ハズレ」のワインに出会ってしまいます。 しかし、どうかこの「ハズレのワイン」を嘆かないで欲しいのです。 無論、「ハズレのワイン」と出会う数が少ないに越した事はありません。で…

バックインボックスという言葉をご存知でしょうか。 紙箱の中にビニール袋が入っていて、そこにワインやミネラル・ウォーターを入れる構造のもの。 一見、頼りなさそうに見えますが、ビニールは真空パックされているため、液体が空気に触れることが限りなく…

寒い時期は、ワインそのものが美味しく感じられる時期でもありますが、どうしても熱燗の魅力の前には負けてしまうようです。 そこで、ワインを温めて飲む「ホット・ワイン」をご紹介。 しかし、熱燗と違って、ワインは温めるだけでは、おいしくなってくれま…

ワインとは何か?という問題を単純化していくと、いずれ「果実の醸造酒である」という事に行き着きます。 このカテゴライズによると、アルコールを添加して醗酵を止めたものや、薬草などを漬け込んだ場合もワインという事になりますが、これらは一般的にはワ…

ワインは果実から作られているものですから、その性質はおのずと似てきます。 ただ、ワインは同時に保存食でもありますので、似ているとは言え、その時間経過は何十倍にも引き伸ばされます。 寝かせておけば熟成して美味しくなり、寝かせすぎると腐る。ぶつ…

ワインと言えば「葡萄酒」の事になりますが、広義で言えば「果実酒」の事。正確に言うと、果実の醸造酒です。 アルコール度数が高く、保存に向く蒸留酒と違い、醸造酒は傷みやすいのが欠点。特に果実となると尚更です。 ところで、ワインはよく「熟成する」…

好みのワインではない、と言う事を除けば、ワインのハズレとは保管状態の良し悪しに絞られます。 安全な保管状態を確かめる術は少ないのですが、確実に言えることは、若いワインほどより安全であると言う事です。 保管状態の悪い期間が少しでもあると、その…

ワインは瓶ごとに、傷んでいる可能性の大小が違います。 なので、なるべく傷んでいる可能性の低いボトルを選びたいところですが、外見での判断は困難。 しかし、経験を問わず、誰にでもわかる判別方法がひとつ。それは、内容量の大きなボトルを選ぶことです…

ワインの味は、突き詰めると、グラスについで飲んでみるまでわかりません。 いわば、はずれないワイン選びは不可能。しかし、そのはずれを可能な限り減らす事は可能です。 その正解に近付く鍵が、保管状態。ワインはナマモノに近いデリケートな飲み物である…

ワインの味は、どんなプロフェッショナルであれ、突き詰めると、コルクを開けて飲んでみるまでわかりません。 はずれないワイン選びは不可能なのです。しかし、そのはずれを可能な限り減らす事は可能です。 では、実際にどうすればいいのでしょうか。 ひとつ…

去年まで安くで買えたワインが、気付いたら数倍の値段に。なんて事はよくある話です。 裏を返せば、ブレイクするワインを上手に察知できれば、投機の対象としても考えられる。しかも昨今は投機を主目的とした販売戦略を展開したりするので、それこそ1年で値…

ワインを数多く扱っていると、どうしても、そのボトルを落下させて割ってしまう、なんて不慮の事故に遭遇します。 やはり人間のする事ですから、ケアレスミスは避けられないのでしょう。 不思議と、一番飲みたかったワインから割ってしまったりするものです…

色んな評論家達がワインを飲み、その得点を雑誌などに掲載したりします。 高得点のワインを見れば気になるのは仕方のないところ。しかし、高得点のワインには幾つかの落とし穴があります。 一番の問題は価格でしょう。 例えば、1500円で高得点を取ったワ…

某有名評論家は、ワインを100点満点で評価しました。99点より100点が偉いという実にわかりやすい採点方式が多くの人に受け入れられた訳です。 しかし、採点ルールの蓋を開けてみると、味に1〜10点、香りに1〜10点、バランスに1〜10点、色、…

某有名評論家は、ワインを100点満点で評価します。99点より100点が偉いという実にわかりやすい採点方式が多くの人に受け入れられました。 しかし、採点ルールの蓋を開けてみると、味に1〜10点、香りに1〜10点、バランスに1〜10点、色、将来…

ワインの雑誌などを見ると、色々な著名人がワインに得点を付けています。星マークだったり、グラスマークだったり、ダイヤグラムだったり、百点方式だったりと色々。 そもそも味という不確定な要素を数値化しているものですから、それぞれの得点の付け方には…

よく言われるように、ワインは年を経るごとに熟成します。しかし、ワインの熟成は永遠に続くものではなく、人と同じように歳を重ね、成長し、いずれピークを迎えた後は、次第に枯れていく事を避けられません。 また、ワインは抜栓すると「開花する」(香や味…

ワインは時間とともに熟成し、円熟したおいしさを楽しむ飲み物である・・・、というのが一般的な見解です。 しかし、近頃開発された技術によると、ワインに電極を通し、電気分解をすることで強制的に数十年の熟成を進めるという機械が完成しつつあるそうです…

赤ワインを飲む際、敵にも味方にもなるのが「苦味」や「渋み」の要素です。 本来、人間にとって「苦い」や「渋い」は毒だったり、熟していない事を示すための味覚ですから、口に含むことは極力避けられるべきもの。 しかし、人間が飽食になるにつれ、次第に…

とかく、「通」という人種は嫌われがち。中でも顕著なのがジャズ通、クラシック通、ワイン通。 知識や所持アイテムの顕示欲が大きな原因と言えますが、音楽に比べるとワイン通には嫌われないための抜け道があります。 「好かれるワイン通」になる、簡単で確…

ワインとは、どんなお酒なのでしょう? 分類上は、果実を醗酵させ、醸造したものを示します。 本当は「葡萄」でなければならない、という定義はありませんが、圧倒的に葡萄が多いため、他の果実を使用した場合は、一般的に「フルーツ・ワイン」と呼ばれます…

ワインは、一瓶の容量が大きいほど、より美味しい。などと言われますが、それは本当でしょうか。 間違ってはいませんが、正しいとも言えません。 大量に作ったシチューを、大鍋と小鍋に分け、ラップでもして放置してみればわかります。 シチューが傷み始めた…

色んな種類のワインを制覇してみたいという欲求は、誰しもに少なからずあるものでしょう。ですから、色んな味を求めて次々と新しいワインに挑むことも大切です。 しかし、「このワインはこんな味」という記憶は、いとも簡単に覆されます。 まず、ワインは年…

前回も書いたように、視覚や事前情報、知識は味覚を大きく狂わせます。 例えば、何種類かのワインを用意し、複人数で試飲する。この時、1種類だけ、有名銘柄の空き瓶に安いワインを詰め替えておく。 すると、ワインの知識のある人間の大半は、有名銘柄に高…

ワイン、ひいては味覚に限った事ではありませんが、人間はその情報の多くを視覚に頼ってしまっています。 実際の所、味覚と嗅覚だけでワインを判断しているなんて事はありません。 例えば、ワイン2種類を用意して、1種類のワインを2つのグラスに注ぎ、ラ…