ワインの原料は主に葡萄です。逆に言うと、この葡萄という果物は徹底してワインにされるべく造られた果物であると言えるでしょう。
 生の葡萄を潰して醗酵させるのが一般的ですが、手法としては、凍らせたり、干し葡萄にしたりしてから醗酵させ、ワインにするケースも。
 また日本のワインは、国産葡萄では生産量が追い付かないため、海外の葡萄を「ジュース」や「粉末」にしてから輸入し、醗酵させます。
 形を変えてもやっぱりワインになる、葡萄と言う果物は、本当にワインになるべくして生まれたのかも知れません。