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ワインと料理を合わせて楽しむ事は大事ですが、日本人は外国人に比べると小食ですし、酒量も多くありません。
前菜にはこのワイン、魚にはこのワイン、という楽しみ方が出来れば一番なのですが、コースに合わせて何本ものワインを飲める人は多くないでしょう。
この場合、対処法は以下のどちらかになりがちです。
ひとつは目的となる料理一品に合わせてワインを選ぶ。
ワインに重きを置いた場合はこの選択がオススメですが、個性の強いワインだと、その他の料理とのバランスが悪いのが難点でしょうか。
もうひとつは料理をメインに考え、ワインは個性の弱いものを選ぶ方法。
こちらだとワインが料理の邪魔をする事はありませんが、ワインを楽しみたい人には不満が残るかも知れません。どちらも一長一短ですが、何事においても両方を取るというのは難しい事なのかも知れませんね。