ワインを選ぼう

味(甘み、酸味、苦味など)、香り、色、ブランド、値段と、ワインを構成する要素は色々ありますが、個人的に重要視するのは、それらのバランスです。 小さくても大きくても、そのダイヤグラムが整っていれば、けっして悪いワインではないと言う事でしょう。…

世の中に数あるワイン。今回はその中でも、白ワインがテーマ。 白ワインは大分すると、3種類の葡萄品種に分かれます。 葡萄品種は星の数ほどありますが、まず覚えていただきたいのが、以下の三つ。 ひとつがソーヴィニヨン・ブラン。フランスを代表する産地…

世の中に数あるワイン。今回はその中でも、赤ワインがテーマ。 赤ワインは大分すると、3種類のタイプに分かれます。 ワインと言えばやはりフランス。ほとんどの赤ワインは、フランスの3地方のタイプに分類されます。 ひとつがボルドー・タイプ。渋み、苦味…

世の中には星の数ほどのワインがあり、あなたにとって、どんなワインがおいしいと感じられるのかはわかりません。 ですが、より多くの人が、より好印象を持つであろうワインの予測は可能です。 それと言うのも、ワインを試飲する際、基本的には複数、それも…

ちょうど冬季オリンピックの時期ですが、オリンピックといえば金メダル、辛くも優勝を逃した銀メダルのイメージがある事でしょう。しかし銅メダルと言うと、どうにも「金・銀に劣るもの」というイメージが拭えません。 冷静に考えれば、世界中で3番の位置に…

自分に支払うだけの甲斐性がなければ、「高いワインが美味いのか?」という疑問はなかなか解消されません。 そして、この「高いワインは美味いのか」という難しい問題は、端的にYesともNoとも言えます。 基本的には、車、時計、フルーツ、服。どれを取…

ワインの価格は、それこそピンからキリまであります。確かに、何十万円もするようなワインは例外としても、それなりの品揃えがある酒屋に行けば、ワインの価格は500円から3万円ほどまで、実に大きな幅があります。 では、あなたにとって適正な価格のワイ…

料理とワインの相性について語るとキリがありません。また、個人の好みもありますので、これが正解という答えもありません。 しかし、議題を「この食材とこのワインが合う」ではなく、「この食材とこのワインが合わない」に変えてみると、もちろん好みの差は…

ワインは、その外見から味や状態を判断する事が難しい飲み物です。無論、多くの知識や経験から、ハズレを引く確率を下げる事は可能です。 しかし同時に、より多くの知識や経験を持ってしても、完全にハズレを避ける事は不可能だと言えるでしょう。 ですが、…

ワインに少なからず存在する「ハズレ」ですが、このハズレにも色々と種類がある事はご存知でしょうか。 まず、「ブショネ」と呼ばれるカビがワインを浸食する現象。これは製造段階でのトラブルですから、防ぐ手立ては殆どありません。 次に「熱劣化」ですが…

ワインの種類は数多く、ラベルから、その味を判別する事は困難と言えます。しかし、そのボトル外見から得られる情報は、決して少なくありません。 例えば、瓶そのものです。 瓶はワインを保存する上において、温度変化や光からワインを守る数少ない防護壁。…

ワインの、その中身の良し悪しを外見で判断する事は困難でしょう。しかし、その外見から得られる情報は少なからずあります。 例えば、キャップシール周辺などに噴きこぼれの形跡がある場合。これは、熱劣化によってワインが噴出した可能性が高くなります。な…

好みのワインではない、と言う事を除けば、ワインのハズレとは保管状態の良し悪しに絞られます。 安全な保管状態を確かめる術は少ないのですが、確実に言えることは、若いワインほどより安全であると言う事です。 保管状態の悪い期間が少しでもあると、その…

ワインは瓶ごとに、傷んでいる可能性の大小が違います。 なので、なるべく傷んでいる可能性の低いボトルを選びたいところですが、外見での判断は困難。 しかし、経験を問わず、誰にでもわかる判別方法がひとつ。それは、内容量の大きなボトルを選ぶことです…

ワインの味は、突き詰めると、グラスについで飲んでみるまでわかりません。 いわば、はずれないワイン選びは不可能。しかし、そのはずれを可能な限り減らす事は可能です。 その正解に近付く鍵が、保管状態。ワインはナマモノに近いデリケートな飲み物である…

ワインの味は、どんなプロフェッショナルであれ、突き詰めると、コルクを開けて飲んでみるまでわかりません。 はずれないワイン選びは不可能なのです。しかし、そのはずれを可能な限り減らす事は可能です。 では、実際にどうすればいいのでしょうか。 ひとつ…

ワインというと、どうしても「シャトー・○○○○」のような名前を思い浮かべる人は少なくないでしょう。 シャトーとは、フランス語で「お城」を意味しますから、何だかとても高級そうなイメージが付いて回ります。 しかし、このシャトーとは、実のところ「ワイ…

ワインには色々な、それこそ誰もが知っている有名どころから、あまり知られない銘柄までがあり、その数は星ほどもあります。 そんな中から美味しいワインを名前で選ぶ事は可能でしょうか? 可能とは言いませんが、ランダムに選ぶよりは、少しだけ無難な選出…

ワインのプレゼントをしたいと思うけれど、一体何を送ればいいのか? まず、赤ワインがいいのか、白ワインがいいのか、そこで悩みそうな訳ですが、実の所、一番外しにくいのはシャンパンです。 赤や白ではワインのバリエーションが広く、相手の好みと大きく…

「ワインが好き」と言う人に、ワインのプレゼントを送ろうと思いましたが、何を送っていいものやら、変な物を送ってしまわないか? 色々考え込んでしまうケースは多いようです。 送る側の気持ちを考えれば、何でも嬉しく受け取るものですが、どうせなら品物…

「2000年のボルドー地方のワインはふくよかで濃厚」なんて事を、よく耳にしますが、これは果たして正しいのでしょうか? これを人間に当てはめてみれば、わかりやすいと言えます。 「関西人は柄が悪くて、よく喋る」と比較してみましょう。確かに、言葉…

店頭にて、ワイン選びをする時、ついついアテにしてしまいがちな、「○○賞受賞ワイン」と言う肩書き。確かに、受賞していると言うことは評価されているワインだという事です。 しかし、実際には参加者が3社しかいないコンテストの銀賞だったり、白ワインが主…

レストランでワインを注文してみたいとは思うものの、いったいどれぐらいが相場なのかわからず躊躇してしまう事はありませんか? どの銘柄を注文すればいいのか、また、価格はどれぐらいなら恥ずかしくないのか。あるいは、スマートに注文する方法は? これ…

ワインの味と値段は比例するのか? これはワインにとって大きな問題です。ですが、世の中にあるほぼあらゆるものは、値段とともに品質を良くします。この点はワインも同じ。ですから「ワインは値段とともに味が良くなっている」事には違いありません。 ただ…

ワインと料理を合わせて楽しむ事は大事ですが、日本人は外国人に比べると小食ですし、酒量も多くありません。 前菜にはこのワイン、魚にはこのワイン、という楽しみ方が出来れば一番なのですが、コースに合わせて何本ものワインを飲める人は多くないでしょう…

自分自身が考えるワインの好みってどんなものでしょうか? 「フルーティなら良いってもんじゃないし、かと言ってコクがあれば良いってもんでもないし、甘いのもどうかと思うし、酸っぱいのも・・・」と思うと、「じゃあ一体どんなのが好みなんだ」と怒られて…

よく聞く言葉に、「安いワインだからすぐ飲んでしまうし、管理なんて必要ない」とか、「ワインの事は良くわからないし、舌も肥えてないから、管理にこだわらなくてもいいでしょう」といったものがあります。 しかし、これは全くの逆だと言えるでしょう。ゴル…

ワインを容れるボトルのサイズにも色々とありますが、通常は750mlを中心とし、375ml、1500ml、3000mlなど。 牛丼のミニ・大盛り・特盛りとは違いますが、ご飯を大量に炊けば炊くほどふっくら仕上がるのと同じで、ワインのボトルも容量が大きいほど、味に深み…

通常、農作物の値段は豊作の年ほど、美味しく安く、不作になれば、出来が悪くても高価となります。 しかし、同じ農作物であるブドウから作られるワインは、豊作になればなるほど値段は高騰し、不作であれば下落します。 近年はマスコミによる情報操作や宣伝…

高価なワインが美味しいとは限りません。しかし、高価な方が美味しいものに出会える確率は高くなります。 熟成がピークに近付けば近付くほど、美味しいワインに出会える確率は高くなるでしょう。しかし、その熟成過程でワインが傷んでしまう確率も高くなって…