ワインは年代によって、同じ銘柄なのに、品質も値段も大きく変化します。
 無論、果実から造られるお酒ですから、収穫年の天候に大きく左右される事が原因。しかし、そればかりではありません。
 ワインに限った事ではありませんが、時代による流行り廃りでも、その価格は大きく変動します。
 例えば2007年現在、ワインの価格はうなぎ登りですが、その背景には中国の好景気によるワイン・ブームが起因していると言う説も。
 売れるから品不足になる、品不足になるから値段が高騰する、という悪循環。軒並み高騰し、モノによっては5倍ほどの値段が付けられたりしますが、そもそもの品質は大きく変わらないため、正直なところ、不等な値付けであると言わざるを得ません。
 ここで買い付ければ更なる高騰と混乱を招きますので、値段が下がるまで、少し待ってみる事をオススメします。