この食材とこのワインを合わせる。そんなワインと料理の相性についての話は尽きる事がありません。
しかし、話題の中で忘れられがちなのは、調理方法です。
同じ鶏肉にしても、焼くのか、炒めるのか、揚げるのか、煮るのか、それによって合わせるべきワインは変化します。
無論、ソースをはじめとする味付けによっても、その相性は様々に変化するでしょう。
ワインも料理も、大事なのは「何であるか」ではなく、「味」です。
ですから、「肉には赤、魚には白」なんて事を言わず、「この食材を、こんな風に調理して、こんなワインを合わせてみよう」と想像をふくらませて見てください。