今年もボージョレー・ヌーヴォーが解禁されました。ニュース記事に悪評は書かれませんが、フランスからの情報によりますと、今年の天候は最悪で、収穫量も低下しているとの事。近年では最悪の年だというコメントを頂きました。
 実際に飲んでみましたが、確かに、例年と比べると圧倒的に酸味が強いのがわかります。
 しかし、これが不味いかというと、甘みが強い例年に比べ、スッキリと飲みやすく、個人的にはむしろ好みであると言えます。
 おそらく、かつてに比べると醸造技術が上がっているため、不作でも、それなりのワインを作る事が出来るようになったのではないでしょうか。
 つまるところ、マスコミの報道と実際の収穫も違えば、葡萄の出来とワインの出来も、個人の好みとも違う訳です。
 是非、ご自分の舌で確かめてみて下さい。