さて、新酒の時期です。皆さんは、今年のボージョレー・ヌーヴォーはお飲みになったでしょうか?
 毎年毎年、50年だの100年だのに一度の豊作、なんて売り文句をつけ、周囲からは狼少年のような扱いを受けていますが、そもそも新酒は、まだワインになりきっていない状態を飲むのですから、味に劇的な差を感じる事は少ないかと思います。
 あまり難しい事は考えず、「今年もワインが生産された」事を喜びましょう。
 わざわざ大枚を叩いて買うのもなあ・・・、と二の足を踏む方には、少々有り難味は薄れますが、今年からペットボトルによる廉価版のヌーヴォーも販売開始。価格は何と、1000円を切る安さ。
 現地で300円ほどのお酒ですから、その意味では適正価格と言えますが、バブル期にレストランで1万円も払っていた人々からすると、少し馬鹿馬鹿しくなる値段かも知れませんね。