ワインを表現・記録する際、ワイン評論家を見習って100点制度を使用する人は少なくないと思います。
 しかし、85点のワインと88点のワインにどれほどの差があるのでしょう? 次に飲んだ時、85点と88点を逆に付けないと言い切ることが出来るでしょうか? いずれ自己評価を読み返す時が来ても、「まぁ大体、80点後半の味」としか思い出せない事もあるでしょう。
 100点中の1点なんて気分や体調によるものだと言えますから、それよりは、ワインを誉める言葉のひとつを記帳してあげましょう。