飲んだワインを評価を、全て記録していると言う人をよく見かけます。
 ノートなどにラベルを剥ぎ取って貼り付け、味、香、バランスなどを書き留めておく人が多いのは、几帳面な日本人気質と言えるでしょう。
 最初のうちはそれを評価する事が楽しくて続けるのですが、面倒になってワインそのものを飲まなくなる人もいるのは現実。
 個人的には、舌と記憶に残らなかったワインは、わざわざ覚える必要はない、と思うのですが、それでも記録したい人へのアドヴァイス。
 味や香の点数をつけるよりは、いつ、誰と飲んだか、何を食べたか、何本目に飲んだか、そんなシチュエーションを書き留めた方が、好みだったか、あるいは美味しいと感じたかどうかを記憶出来たりするものです。