ワインはその出来と評価によって価格が大きく変動するため、投機の対象としても考えられています。
 中には価格が10倍にもはね上がるケースもあるので、ある意味では一種のギャンブル。
 ただ、これは投機家が何十、何百というケースの単位で行うものであり、個人が何本か持っていても、投機としての意味はありません。
 最近はインターネットオークションなどでの売買も不可能ではありませんが、市場価格が10倍になろうと、その値段で買ってくれる人はいない、と言った方が正しいでしょう。むしろ、消費者としては値段が上がらない事を祈るばかりですね。
 売れないとすれば、「高価な物」を持っている・飲んでいるという満足感を求めているのかも知れません。