ワインと言うと、どうしても、色々な逸話が付いて回る飲み物です。
 しかし、この逸話、一体何処まで信用してよいものでしょう。
 有名な「赤ワインは常温で飲む」などというのは、「フランスの室温」から歪んで伝わった典型的なデマですし、ワインの毎年の出来は、数年経過するまでは概ね高評価です。
 日本でいう、「ウナギと梅干」の食い合わせにも科学的根拠はないそうですが、ワインは現在でも、こういった歪んだ民間伝承があまりにも多いように見受けられます。
 沢山の情報がある中で、それを信じるか信じないか、ワインを味わうように、情報の真偽も咀嚼する必要がありそうですね。