昔でいうところのスチュワーデスこと、フライトアテンダー。この職業についている方は、多くソムリエの資格を有していたりします。
 もともとFAと言えばエリート職のひとつですから、ソムリエの資格試験をクリアする事は、FAになる事に比べれば簡単でしょう。また職業上、飲食のサービスに携わっている事になりますから、業務経験の問題もパスできます。しかし、ソムリエの資格を取ったところで、全体の給与から見れば、その資格給は雀の涙ほど。
 「それでも、この資格を持っておきたい理由」がシビアだと言わざるを得ません。
 フライトアテンダーという職業は、引退後の「潰し」が利かないからなのです。また、航空会社から関連のホテルなどのサービス業に就きやすいという現実的な理由も。
 一見華やかなエリート色。しかし、引退した先の事を考え、より多くの資格を身につける必要があるのです。
 そのソムリエという仕事も一見華やかに見えますが・・・。