ワインの瓶を蓋しているのは、通常、コルクですが、近頃は合成樹脂やスクリュー・キャップなどの新しいものも見受けられます。
 開ける手間を考えれば便利なのですが、どうしても見た目の安っぽさからコルク以外を嫌う人も少なくありません。
 各々の保存性については、まだ研究中で、どちらに優劣があるとは言えない状態。
 ちなみに、コルク栓だとワインにカビが浸食する「ブショネ」という現象があり、合成樹脂やスクリュー・キャップにはないと言われています。
 少なくとも、筆者が扱ってきた何百本かの中では、未だに遭遇していません。
 ただ、「ブショネ」の発生自体がそもそも1%程度の確率なので、これが事実かどうかは分かりませんが・・・。