良質のワインは、株や土地と同様に、投機の対象となり得ます。
 ワインの価値が上がるか下がるかは、誰にもわかりません。
 原則的には、良い出来のワインに高値が付きます。しかし世の中の流れによって、高騰も下落もする点は株などと同じ。
 時には、無名のワインが人気を博して数倍もの価値に膨れ上がる事も。
 ただ、投機というのは、やはり巨大な資本が動いてこその投機です。
 「個人的に1本持っていた」なんて場合は、価値が10倍になろうとも、買い付けてくれる人はいません。
 せいぜい、「先見の明があった」と周囲に自慢できるぐらいでしょうか。