葡萄の木は通常、植えてから3年ほどで成長し、収穫を迎える事が出来ます。
 しかし、ワイン用葡萄としての品質が良くなり始めるのは、一般的に15年以降と言われ、歳月を重ねるごとにワインの品質が向上するとされています。
 葡萄の木で15年、ワインにされて販売まで1年以上、そこからワインの熟成で何年も寝かせる訳ですから、ワインを飲むという行為は、遥か昔に生まれた星の光を見る行為に似るかも知れませんね。