ワイン好きを自称する人の多くは、同時に美食家でもあったりします。
 美食家としては、ジャンクフードの代表格であるハンバーガーに対して、今ひとつ好ましい感情を抱きません。
 しかし、冷静に考えてみてください。パン、ハンバーグ、ソース、チーズ、ピクルス・・・。そのほぼ全てがワインに合う食材だと言っても過言ではないでしょう。
 実際、ヨーロッパ以外の、濃く甘みの強いワインとハンバーガーとの相性は確かに否定できません。
 欠点を挙げるとするならば、「ワインとハンバーガーの相性が良い」と声を大にして言うのがはばかられる事ぐらいでしょう。
 事実、筆者もこの記事を書くにあたって、「ハンバーガーをネタにして良いものか」と、かなり躊躇してしまいました。