ワインには色々な、それこそ誰もが知っている有名どころから、あまり知られない銘柄までがあり、その数は星ほどもあります。
 そんな中から美味しいワインを名前で選ぶ事は可能でしょうか?
 可能とは言いませんが、ランダムに選ぶよりは、少しだけ無難な選出方法ならあります。それは、あまり知られていない銘柄を選ぶこと。
 知られている名前なら、消費者は安心して買ってしまう事でしょう。黙っていても売れる。それがブランドの力です。
 では、逆に考えてみましょう。何故、わざわざ名前も知られていないようなワインを仕入れてきたのでしょうか。
 ブランドに負けない何かを持っているからではないでしょうか。
 「聞いたことのある名前だから美味しいに違いない」という考え方も出来ます。しかし、今現在無名という事は、この先に有名になる可能性を秘めている、とも言えるのです。