近頃、深刻なコルク不足などにより、ワインの栓はコルクから、スクリュー・キ
ャップや合成樹脂に入れ替わりつつあります。
 確かに、せっかくのワインがコルクでなかったりすると少し値打ちが下がる気も
しますが、便利さ・手軽さではコルクよりも数段上。
 また、機能的にもコルクより優れているという説もある位です。ただ、実際の所
は、スクリュー・キャップも合成樹脂も近年生まれた技術なので、まだまだその
信憑性が高いとは言えません。
 しかし、フランスの大手製造者たちもが、このスクリュー・キャップや合成樹脂
の使用を試験的に始めたそうです。
 その答えが出るのはまだまだ先になりそうですが、せめて高級銘柄にはコルクを
使って欲しいと思ってしまうのは人間の心情でしょうか。