有名ワインを作り上げ、名をあげた醸造家は、時折ワイン・コンサルタントとしての仕事を開始したりもします。
 確かに、「有名ワインの醸造家がコンサルタントしたワイン」と聞けば、ハズレは少なそうな気がします。
 しかし、そのコンサルタントが請け負っているワイナリーの数を数えると、軽く100を超えていたりする場合も。
 年間日数で計算すれば、そのワイナリーに携わっていた時間は3日以下。ちょっと顔を出して一言アドバイスした程度と言えなくはありません。いささか消費者を騙していないでしょうか。
 付け加えるならば、一言申すだけでお金の稼げる身分にはなりたいものですが・・・。