ワインは時間とともに熟成し、円熟したおいしさを楽しむ飲み物である・・・、というのが一般的な見解です。
 しかし、近頃開発された技術によると、ワインに電極を通し、電気分解をすることで強制的に数十年の熟成を進めるという機械が完成しつつあるそうです。
 早速、この技術を取り入れてようとしている醸造所もあるそうで、これが普及すれば、低価格で、素早く、おいしいワインという夢の実現がありえるかも知れませんね。
 ただちょっと、情緒に欠ける気はしますが・・・。
 今現在だと、醸造所が電気分解させたワインを売る形になるようですが、これが小型化すれば、レストランが所有、または個人が携帯するかも知れません。
 遠くない未来、ソムリエの仕事は電極によるワインの熟成作業になってしまうのかも・・・。