ワインの雑誌などを見ると、色々な著名人がワインに得点を付けています。星マークだったり、グラスマークだったり、ダイヤグラムだったり、百点方式だったりと色々。
 そもそも味という不確定な要素を数値化しているものですから、それぞれの得点の付け方にはメリットやデメリットがあります。
 ですから、どの採点方式を見る時も、必要なのは得点そのもの、点数の高い低いではなく、まず、採点システムの良し悪しや、得点から味を想像・判断する能力だと言えるでしょう。
 映画の批評と同じで、100点の映画が誰にとっても面白いとは限らないのですから。