某有名評論家は、ワインを100点満点で評価します。99点より100点が偉いという実にわかりやすい採点方式が多くの人に受け入れられました。
 しかし、採点ルールの蓋を開けてみると、味に1〜10点、香りに1〜10点、バランスに1〜10点、色、将来性、その他に1〜20点。+評価に値するワインには基礎値50点というものです。
 つまり、最低点は54点という事を念頭に置かねばなりませんし、表記はダイヤグラムにするべきでしょう。
 そして、味・香り・バランスなど、重きを置く方向性によって、85点が90点に勝ることも有り得る事は認識しなければなりません。
 しかし、60点のワインが90点のワインに勝る事は難しいでしょうから、これらを踏まえた上で、参考程度に引用するには便利な点数と言えるかも知れませんね。