ワインには、「ブショネ」と呼ばれる「ワインにカビが浸食する現象」が少なからず存在し、その確率は全体の2%程になると言われています。
 100本のうちの2本ですから少ない気もしますが、毎日毎食食べている食品に換算し直すと、製品としては多すぎる不良品ですね。
 更には、「熱劣化」などの管理不良による不良品も別に存在しますので、ワインとは、ある意味で、恐ろしく不良品の確率が高い飲み物と言う事になります。
 もっとも、この不良品を減らす事は困難と思われますので、「買ってきたフルーツが甘くなかった」程度の事故だと思って諦めて貰うほかないのかも知れませんが、ただ、それにしては少々高いリスクと値段だと言わざるを得ませんね。