ちょうど冬季オリンピックの時期ですが、オリンピックといえば金メダル、辛くも優勝を逃した銀メダルのイメージがある事でしょう。しかし銅メダルと言うと、どうにも「金・銀に劣るもの」というイメージが拭えません。
 冷静に考えれば、世界中で3番の位置につけているのですから、褒め称えられて然るべき地位のはず。
 ワインのラベルにも、色々な賞を授かったメダルなどが貼られていますが、今回の話題にしたいのはそちらではありません。
 世界に誇るワインと言えば、やはりフランス。その中でもトップブランドはやはりボルドーがメジャーでしょう。その対抗馬はブルゴーニュ。個人的な好みはあれど、この二つが金銀と言う事に異論を唱える人は少ないでしょう。
 では、銅メダルと言えば何になるでしょうか。
 シャンパーニュだと言う意見もあるでしょうが、個人的にはやはり、ローヌのワインを推そうと思います。
 世界中のワインの手本となっている3タイプのワインと言えば、ボルドーブルゴーニュ、そして、ローヌは外せません。
 しかし、世間的な銅メダルの評価と同じく、その地位は少し低いと言わざるを得ません。ですが、間違いなく素晴らしいワインを算出しているのです。
 だからこそ、ローヌ地方のワインを是非とも見直して欲しいと思うのです。無論、地位の向上とともに価格まで上がっては、あまり意味がないのですが。