世の中に数あるワイン。今回はその中でも、白ワインがテーマ。
 白ワインは大分すると、3種類の葡萄品種に分かれます。
 葡萄品種は星の数ほどありますが、まず覚えていただきたいのが、以下の三つ。
 ひとつがソーヴィニヨン・ブラン。フランスを代表する産地、ボルドーを主とし、世界各地で作られています。青っぽい爽やかな香りが特徴で、とりあえず辛口の白としての入門にはもってこい。
 ふたつめが、リースリング。ドイツを始めとして、花のような香りが特徴。甘口から辛口まで種類は様々ですが、とにかくワインに馴染みがない、という人でも取っ付きやすい点でのエントリーです。
 みっつめがシャルドネ。フランスはブルゴーニュを代表とする品種ですが、これが中々に厄介。
 さっぱりとした辛口の白から、こってりとしたバターのニュアンスを持つワインまで、実に様々なワインを生み出します。同じ品種でも、これほどまでに違う味を醸し出す面白さを感じていただきたい一品。
 数えればキリがない白ワインの種類ですが、広げるにしても狭めるにしても、まずはこの3種類から、自分にあったワイン探しを始めてみてはいかがでしょうか。