昨年度は、TVコマーシャルの効果がてきめんに出たようで、ハイボール(ウィスキのソーダ割り)が注目され、ウィスキが飛ぶように売れました。
 ハイボールとは、広義で言えばスピリッツなどのアルコールを炭酸飲料などで割ったものを示しており、同じく不況のために安価が引き金となり売れたチュウハイも、ハイボール焼酎ハイボールの略)の一種。
 ワインにせよ、焼酎にせよ、ウィスキにせよ、取っ掛かりがどんな形であれ、まずは飲んでもらう事が先決。ワインと言うと「ワイン・カクテルは邪道」という見方が強く、ワイン愛好者は、手を加える事を嫌う傾向にあります。
 しかし、入り口がどんな形でも、とにかく飲んでもらわない事にはその先がありません。
 特にこれからの季節は蒸しますので、冷たく、喉越しの良い炭酸割りが美味しくなる時期。
 ワインにもカクテルはたくさん存在します。
 ソーダトニックウォータージンジャーエール。氷を入れたグラスに、フルーツジュースと炭酸とワインを入れて、お好みを探してみてはいかがでしょうか。
 何の得にもならない変なこだわりは捨てて、ばてそうな季節もワインを楽しんで欲しいところです。