さて、六月と言えば梅雨。梅雨だと出掛ける気力も損なわれて、家で飲む方も増えるのではないでしょうか。
 そんな六月ですが、一方ではジューン・ブライドなんて言葉もあり、結婚式が増える月でもあるそうです。今回は結婚にちなんだワイン用語を紹介したいと思います。

 【マリアージュ】 重要度 ★★★★★

 フランス語でそのまま結婚を意味するマリアージュ。ワイン用語では、料理とお酒の相性を示します。ただ、相性と直訳するのは難しく、基本的に「良い相性」の場合に使用されます。
 用法としては「マリアージュを楽しむ」「素晴らしいマリアージュ」と言った形になりますので、やはりあまり悪い意味には使用されません。悪い場合は普通に「相性が良くない」といった方が良いでしょう。
 AがBの良さを引き立てるケース、AがBの悪さを補うケース、そして第三の個性が生まれるケース。色々なマリアージュをお楽しみください。