ワイン用語

一般的な言葉としても使いますが、ワイン用語としては若干だけ違う意味を含む。そんな言葉があるので、時折使い方がややこしくなったりします。 【アロマ】 重要度 ★★★★ 化粧品やお香でも使われるアロマという言葉。そのまま「香り」を意味します。率直に使…

世の中には紛らわしい言葉があります。日本語で言うと、「なおざり」と「おざなり」がそんな感じでしょうか。言葉が似ている上に。意味までもが似ているので、ややこしい事この上ありません。本日のワイン用語はそんな類です。 【コート】 重要度 ★★★★ 綴り…

知っておくべきワイン用語、とはありますが、今回は「使わないほうがいい」という意味で知っておくべき言葉かも知れません。 【コンプレキシティ】 重要度 ★ 一言で言えば、複雑味がある、という事です。「コンプレキシティがある」とか、「深いコンプレキシ…

知っておくべきワイン用語・フレッシュ&フルーティー 一人の力では足りなくても、二人の力が揃えば・・・、なんて物語は、世に腐るほど溢れています。 今回ご紹介させていただく言葉もその類でしょうか。ただし、悪い意味で。 【フレッシュ&フルーティー】…

さして重要ではない言葉でも、ちょっとした小道具になりうる事があります。今回紹介するのが、それに当たる言葉でしょうか。 【シール】 重要度 ★ シールと言うと、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。アメリカ海軍特殊部隊という特殊な方を除くと、概ね、…

一般的に使われる用語の中にも、実はワインが由来である言葉が紛れていたりします。今回紹介するのはそれ。 【タナ】 重要度 ★★★ タナはフランス南西部の葡萄品種の名前です。しかし、これでピンと来る人は少ないでしょう。 ですが、このタナという葡萄は「…

ワインと言えば、やはりフランスのイメージが強いようです。そのためでしょうか。ワイン用語にはフランス語が多く使われており、英語に言い換えるとカッコ悪く思われがちです。今回の言葉がそれでしょうか。 【デキャンタ】 重要度 ★★★★ 聞いた事がある方も…

よく使われるし、何となく意味も通じるけれど、いざ意味や直訳を求められると困ってしまう、そんな言葉はありませんか? 筆者としては「モチベーション(動機付け)」や「コンプライアンス(法令遵守)」などが、ついぞ使っている割に、日本語での説明を求められ…

言葉に複数の意味がある場合、その解釈は中々に困難です。まして、その意味同士が近しい場合はなおのこと困難と言えるでしょう。今回はそんな言葉。 【グランヴァン】 重要度 ★★★★ 綴りはgrand vinで、直訳すると「偉大なワイン」 大まかな意味としては、こ…

そろそろ気温も上昇し、ビールが美味しい季節になってきました。ワインと言うと鳥獣の美味しい秋冬がシーズンとされますが、夏のワインも侮れません。泡は何もビールの特権ではないのです。 【スパークリング・ワイン】 重要度 ★★★★★ スパーク、弾ける、つま…

さて、六月と言えば梅雨。梅雨だと出掛ける気力も損なわれて、家で飲む方も増えるのではないでしょうか。 そんな六月ですが、一方ではジューン・ブライドなんて言葉もあり、結婚式が増える月でもあるそうです。今回は結婚にちなんだワイン用語を紹介したいと…

ワイン用語は、ワインが盛んな国である分、どうしてもフランス語が多くなります。一口にフランス語と言うと憶えにくい気がしますが、中には英語に近い単語もあり、その意味を把握しやすいものも。今回の単語もそれに分類されるでしょうか。 【ネゴシアン】 …

数ある専門用語の中でも、他分野にいる人からすれば同じ意味にしか聞こえないモノも少なくありません。 今回紹介する「ドメーヌ」も、前回紹介した「シャトー」と似ているようでチョット違います。 【ドメーヌ】 重要度 ★★★★★ 前回のシャトーが「城」で「生…

直訳しても意味が通じなくもない。しかし、専門用語的には少し違う意味を持つ。色々な専門用語の中にはそんな言葉が少なくありません。 【シャトー】 重要度 ★★★★★ 直訳すると「城」で、ワイン用語としては「醸造所」を意味します。 そもそもワインを作って…

専門用語の中には、普通に言えばいいのに、何故かわざわざ難しい表現をするケースがあったりします。例えば、サッカー選手の「体格が良い」ことを、「フィジカル面に優れている」なんて言うのがそれに相当するでしょうか。今回のワイン用語はその類。 【ビオ…

色んな専門用語の中で、ややこしいのは二つ以上の意味を持つもの。言葉の意味さえわかっていれば、そう混乱する事もありません。そんな今回の言葉はコレ。 【バリック】 重要度 ★★★★★ ずばり、そのままワイン用の熟成樽の事です。正確には200リットルほど…

ただでさえややこしい専門用語。その中でもややこしいのが、二つ以上の意味を持つケースです。 今回の場合はそれに該当するでしょうか。 【ヴィンテージ】 重要度 ★★★★★ 車やギター、ジーンズなどにも使われるこの言葉。語源は「葡萄を収穫する」ことから来…

専門用語の中には、一般的な用語と重複するケースが少なくありません。前回の「ボディ」もそうですが、一般的な意味で捉えると、話が通じない場合があるので注意が必要です。 【マグナム】 重要度 ★★★ 通常、「マグナム」と聞くと鉄砲の事を思い浮かべる人が…

一般名詞として使われる言葉に、専門用語としての別の意味がある事を知らないと、聞こえてくる会話が不可解なものになったりします。 今回の言葉はそういった類でしょうか。 【ボディ】 重要度 ★★★★★ ワインの性質を表す言葉で、単純に説明すると軽口をライ…

ワインを入れる器と言えば、やはりワイン・グラス。ワイン・グラスはそれこそ、メーカーにも種類にも数多くの物があります。今回紹介するのはその中の王道ブランド。 【リーデル】 重要度 ★★★★★ オーストリアの有名ガラス製品メーカーで、ワイン・グラスの名…

専門用語で困るのは、Aとも言うし、Bとも言うなど、複数の言葉で表現されるケースです。初心者は同じ意味なのか違う意味なのかを考えるだけで混同してしまい、話についていけなくなりがち。今回はそんな言葉です。 【スワリング】 重要度 ★★★★ スワリング…

人それぞれ、素晴らしいワイン、美味しいと思うワインは違うことでしょう。しかし「世界中の人間が認めるワイン」となると、答えはおのずと決まってきます。今回はそんな用語。 【DRC】 重要度 ★★★★★ DRCと言うと健康食品やエンジンに似た名前がありま…

腐るほどあるワイン用語ですが、外来語も多く、そのまま使うと長すぎて困ってしまうモノも少なくありません。 今回の用語はまさにそれと言えるでしょう。 【AOC】 重要度 ★★★★ エー・オー・シー。何の略かと言いますと、アペラシオン・ドリジーヌ・コント…

ここのところ、ワイン用語と言いながら葡萄品種の紹介が続いていましたので、今回は違うものを。 【エチケット】 重要度★★★★ エチケットとは言いますが、礼儀作法のエチケットの意味ではなく、ワイン用語ではボトルに張られているラベルを意味します。 そも…

覚えるべき単語で困るのは、複数の呼び名があったり、国ごとに名前が違ったり、外来語であるため、呼称に微妙な違いがあったりするケースです。 今回のケースは最後でしょうか。 【ガメイ】 重要度★★★ ガメイ、またはガメと呼ばれるのは、葡萄品種のひとつで…

ワイン用語は数多くありますが、ある程度まで覚えると、応用が効くものもあります。 以前紹介した、ノワール(黒)、ブラン(白)等がそれにあたり、葡萄品種の黒葡萄版、白葡萄版を一度に記憶する事が出来ます。 そんな中で紛らわしいのが今回の言葉。 【カ…

名前は知られているけれど、意外に使用頻度が少ない。そんな用語もあるので、重要度の星をいくつにするか迷ってしまいます。 そんな今回のワイン用語は、ピノ・ブラン。 【ピノ・ブラン】 重要度 ★★★ 今までに紹介してきた用語の組み合わせからなる名前です…

この、知っておくべきワイン用語には、一応の基準として、重要度を★5段階で記してあります。「知っておくべき」と言うからには、本来は重要度が4か5であるべきなのですが、今回は初めての2の登場です。 【ピノ・ムニエ】 重要度 ★★ 前回紹介した、シャン…

【シャンパーニュ】 重要度 ★★★★★ シャンパン、ひとむかし前だと、シャンペンと呼ばれていました。 発泡ワインの代名詞とも言えるシャンパン。CHAMPAGNEを仏語読みすると、シャンパーニュです。 正確には、発泡ワインの名前ではなく、その生産地の…

コンピュータ用語と同じく、用語の説明をするために、更なる用語を重ねていかざるを得ないほどに面倒なワイン用語。ここでは、それを可能な限り簡単に説明していこうと思います。 【リースリング】 重要度 ★★★ 白ワイン用の葡萄品種で、主な原産国はドイツ。…