ワインの味は、どんなプロフェッショナルであれ、突き詰めると、コルクを開けて飲んでみるまでわかりません。
はずれないワイン選びは不可能なのです。しかし、そのはずれを可能な限り減らす事は可能です。
 では、実際にどうすればいいのでしょうか。
ひとつは、「傷んでいないワインを選ぶこと」です。無論、ワインボトルの外見から得られる情報は少なく、決定的とは言えませんが、参考にすべき事はあります。
それは、液漏れしているか否か、です。
ワインは熱に弱いため、ちょっとした温度管理の不備で傷んでしまい、その際にボトルから液漏れしてしまいがち。
液漏れを起こすとラベルがワインで汚れたり、コルクをカバーするキャップシールが汚れたり、ボトルの首が粘ついたりします。
酒屋でワインを選ぶ際には、品揃えだけでなく、こういった点に気を付けてみると、ワインの管理に対する姿勢が伺えます。