直訳しても意味が通じなくもない。しかし、専門用語的には少し違う意味を持つ。色々な専門用語の中にはそんな言葉が少なくありません。

 【シャトー】 重要度 ★★★★★

 直訳すると「城」で、ワイン用語としては「醸造所」を意味します。
 そもそもワインを作っているのは農家か、その地主だったりしますので、後者が大きな醸造所を持っていたりすると、それはもう「城」と呼んで差し支えないでしょう。しかし、日本人が想像する城ほど立派なものは珍しく、かなり小さな醸造所(それでも日本人的には大きいでしょうが)でもシャトーと呼ばれます。日本で言う、お屋敷と言ったところでしょう。
 また、一級シャトー、トップシャトーなどと他の言葉と繋げたりして使うケースもありますが、ワイン作りをしている醸造所である事を認識していれば、おのずと意味も通じる事でしょう。