ワイン用語

カタカナ、横文字、専門用語。さっぱりわからない上に多すぎる。だからと言って今更聞けないワイン用語の数々を、しらみつぶしに、可能な限りわかりやすく解説していきたいと思います。 【ソーヴィニヨン・ブラン】 重要度 ★★★★ 白ワイン用の葡萄品種で、代…

カタカナが多すぎて、何を言っているのかさっぱりわからないと言われるワイン用語。 今回もその解説を、可能な限り砕き、砕きすぎだと言うぐらいにわかりやすく説明していきたいと思います。 【シャルドネ】 重要度 ★★★★★ 世界で、おそらく最も認知されてい…

ワインに限りませんが、一定以上の語数を持つ専門用語は、専門用語の解説のために専門用語が使用されてしまうため、とにかく近寄りがたい雰囲気を醸し出します。 しかし、どんな道程も一歩から始めるしかありません。使用頻度と重要性の高いものから、コツコ…

あまりにも多すぎるワイン用語ですが、膨大すぎるために、もはや何が重要で、何が一般的に通じるのか、その判別がつく人は少ないでしょう。 そんな訳で、「それぐらいは知ってるよ」という声が聞こえても関係ナシに、とにかく「よく使われるワイン用語」を解…

ワインの話はさっぱりわからない、と言う人は多いと思います。どうにも高すぎるワインの敷居。そのひとつの原因は専門用語の多さでしょう。 その中でも重要度の高いものからひとつずつ解説していきたいと思います。 【ピノ・ノワール】 重要度★★★★★ 前回のカ…

ワイン好きと話していると、否応なしにワイン用語を使わざるを得ません。 個人的には、専門用語は極力使わないようにしたいと思っていますが、ワインにはそもそも醸造学というものも絡んできますし、対応する日本語がない場合も少なくありません。 そこで、…

カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、ソーヴィニヨン・ブラン、とカタカナを並べてみましたが、ワインに明るくない人には、何の事だかさっぱりわからないと思います。 上記の3つは全てワイン用の葡萄品種なのですが、英語と違いますから、意味も不…

ワインという物をややこしくしてしまう要素の一つに、略語があります。 ただでさえ意味不明な言葉を略語にされてしまうと、取っ付きにくさは倍増してしまうのも道理。筆者自身は、略語の普及には反対する側なのですが、実のところ、幾つかを例に取ってみると…

最近流行しているワイン用語に、「ビオディナミ」と呼ばれるものがあります。 フランス語読みしていますが、英語読みにすると「バイオ・ダイナミック」 つまり、日本語で言えば有機栽培という事ですね。 現実問題として、有機栽培だからワインがおいしいとか…

ワインを長期保存させるための必要な成分に、亜硫酸塩というものがあります。いわゆる酸化防止剤です。 亜硫酸塩の濃度は人体に影響がない程度とされていますし、これを添加しない事には、ワインはあっという間に朽ちてしまうため、ワインの製造過程には必要…

赤ワインに「澱」と呼ばれる沈殿物が発生する事は有名だったりしますが、白ワインにも同様のものが発生する事はあまり知られていません。 それは「ワインのダイヤモンド」とも呼ばれる酒石。正体はワインの成分であるカリウムと酒石酸が結びついて結晶化した…

よく、ワインの会話の中で、「シャトー物」という言葉を耳にします。 シャトーは、仏語で「城」の意味を持ちますが、「シャトー物」の宝庫であるボルドー地方では、主に「葡萄畑を持ったワイン醸造所」の事を指すので、「城」と呼べるほど大層な建物は少ない…

葡萄畑は通常、風通しや日照量といった条件を踏まえ、丘状の斜面に作られます。フランス語では、「コート(cote)」と言い、良質のワインを生む場所とされています。 類義語に「コトー(coteau)」があり、これも丘をしめす言葉で、コートとの使い分け…

セカンド・ワイン。もしくは、セカンド・ラベルと呼ばれるワインがあります。 平たく言えば、格付けワインの型落ち品。 一級品は、品質を保つ為に、出来の良い葡萄だけを集めて作りますが、その際の二級以下の葡萄で醸造したものが、セカンド・ワイン。 本来…

ワインを評する時に、しばしば、ボディと言う言葉が用いられます。ワイン用語では、ワインの体付き、濃厚さ、コクの深みなどを意味し、主にライトボディ(軽い)・ミディアムボディ・フルボディ(重い)で表されます。 世間ではフルボディが絶対的に「良い」…